愛知東邦大学 学生支援への寄付のお願い

 愛知東邦大学は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国および愛知県の指針に従って、学生の健康と安全を最優先とした防止策を講じてきました。「三密」を回避し、大学が多数の感染者発生場所・クラスター源とならないよう、授業は5月11日より、オンライン型でスタートしました。対面で行う授業に劣らぬ質を保証し、学生に配信しているところです。
6月からは、国および愛知県の緊急措置が徐々に解除され、遠隔授業で対応が困難な実習や実技を伴う授業については、大学内等において対面で行っております。

 さて、今回の新型コロナウイルス感染拡大は、経済面で極めて深刻な影響を与えております。大学生にとっては、学費や生活に係る経費をまかなってきたアルバイトが、店舗の長期間にわたる休業や売り上げの著しい落ち込みにより、相次いで打ち切られました。収入の道を断たれ、退学を余儀なくされる窮地に立たされました。待ったなしの状況から、本学は在学生の生活費や遠隔授業の費用として、1500人余のすべての学生に、一人当たり5万円ずつの給付を決定し、6月中に学生の手元へ届ける対応に当たったところです。
 国はその後、困窮学生に対する緊急支援や奨学金制度を拡充するため、補正予算で支援措置を打ち出しましたが、対象者は限られております。本学に割り当てられた給付金も極めて少額であり、困窮学生の大半には恩恵が行き届きません。申請から給付までに時間を要する状況もあります。

 本学はこれまで、小規模大学の強みを生かした雰囲気で学生を迎え入れ、キャンパスの環境整備や「新しい学びの場」ラーニングコモンズの建設も進めてきました。このため、本学として前述の緊急支援金を、さらに追加できる資金は持ち合わせておりません。今後さらに、第二波、第三波の発生も予想されており、学生の状況は一層苦しくなりかねません。
 そこで、今回、皆様に学生支援の寄付をお願いすることになりました。
 新型コロナウイルス感染拡大による経済の落ち込みが、未曾有の状態であることは十分認識しております。このような中で、学内外の皆様に困窮学生への支援のご寄付をお願いすることにはお叱りを頂くこともございましょうが、まげてご協力をお願いする次第であります。
 何卒、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

2020年7月1日
学校法人 東邦学園
愛知東邦大学
理事長・学長  榊 直樹