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寄 付

TOHO
INTERVIEW

2024.01.09

第101回 なでしこ1部リーグでサッカーへの新たな挑戦

 女子サッカー部 

永田晶子 さん   増永朱里 さん

(2人とも人間健康学部4年生)

永田 晶子(ながた・あきこ)
豊橋市出身。小学生の時に兄が通っていたサッカースクールコーチの紹介で「セントラル豊橋FCレディース」でプレー。大阪学芸高校を経て2020年、愛知東邦大学に入学。4年生での背番号は28
増永 朱里(ますなが あかり)
豊川市出身。小学生時代に豊川市にある男子チームに所属しながら女子チームを探し、「セントラル豊橋FCレディース」に。兵庫県姫路市の日ノ本学園高校を経て2020年、愛知東邦大学入学。4年生での背番号は10。

永田さんの出身地が豊橋市、増永さんも豊川市出身ということもあり、2人とも小学校から「セントラル豊橋FCレディース」というクラブ―チームでサッカーを始めました。コロナ禍、2020年に入学した愛知東邦大学。女子サッカー部で再びチームメイトとなり、卒業後はともになでしこリーグでのサッカーに挑戦します。新たな舞台でサッカーを続けることになった2人に聞きました。

――永田さんが加入するラブリッジ名古屋ではこれまでも愛知東邦大学女子サッカー部の先輩たちがプレーしてきました。
永田 大学1年生の時4年生だった水野亜美さんがいますし、1年先輩の神谷千菜さんも、チームの主力選手でした(神谷さんは年末に女子サッカーWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザへの加入が決定)。ラブリッジと愛知東邦大学とは練習試合もしましたし、身近に感じるチームです。水野さん、神谷さんにも声をかけていただきましたし、あたたかいチームだと感じましたし、行きたかったチームに入れたのは嬉しいですが、試合に出れるかどうかは厳しい競争になると思います。試合に出れるよう頑張ります。

――スペランツァ大阪の本拠地はどこですか。
増永 チームの本拠地は2023年から大阪府河内長野市になりました。それまでは高槻市でした。練習に3回行って、自分に合ったチームだと思い加入を決めました。自分の良さを出し切って、試合に出て勝利に貢献できる選手になりたいです。

――2人とも3年生の時はインカレに出場しましたが、4年間の女子サッカー部での活動をどう振り返っていますか。
永田 入学前にコロナがはやってしまって、入学式も出来ないような環境になってしまいました。サッカーをするのさえ、自粛期間があって思うように練習ができない大学生活の始まりでした。それだけに、改めてサッカーのできる環境のありがたさを知って、感謝しなければならないと痛感しました。高校(大阪学芸高校)での3年間、毎年全国大会に出れていたこともありますが、大学時代は全国大会に出ることの難しさを改めて知りました
増永 インカレ出場は1回だけで、4年生では出場を逃し悔しい思いをしました。しかし、4年生のインカレ予選の静岡産業大戦で自分たちらしいサッカーが出来たことは思い出に残りそうです。結果はPK負けでしたが、一番楽しかった試合でした。中京大にも負けましたが、サッカー的には最後は東邦らしい試合ができました。最後に決め切れられなかった、その差が出たと思います。

――東邦らしいサッカーで勝ち切るには何が一番大切でしょう。
増永 練習してきたこと、積み重ねてきたことをしっかり試合で出すことが大事だと思います。
永田 自分たちのペースでやればボールの保持率も上がる。相手のペースにのまれてしまうと、みんなあせってしまい、うまく出来ないことが多い。立ち上がりからしっかり自分たちのペースでボールを支配して入っていければ勝利につながると思います。

――女子サッカー部の4年生は2人のほかにキャプテンの大道奏さん、落合凪琉さん、塩川莉有さん、松井瑠花さん、稲次紗雪さん。7人が卒業ですが、後輩たち新チームに贈る言葉を。
永田 沖田有由新キャプテン(3年、日ノ本学園)を中心に自分たちらしいサッカーで楽しくやってほしいです。
増永 同じです。

――サッカー以外の学生生活は振り返ってどうでした。
永田 けがなどでサッカーをやれなくなったことを考えて、4年生の時は大阪に教育実習にも行って中高の体育教員の資格も取ることができたので充実感はあります。卒業してもサッカーをやれるので頑張ります。
増永 豊川市の自宅から片道2時間かけての通学で、練習が終わっての帰宅も電車でした。ただ、1、2年の時はオンライン授業が中心で、朝早くの満員電車で通学しないですみました。対面授業が始まったのはコロナ明けの3年後期からでした。時間割も朝早くからの授業が済んでいた分、余裕を持って通学できたのは助かりました。

朝日インテック・ラブリッジ名古屋に加入の永田さん

スペランツァ大阪に加入の増永さん

4年生最後の試合を終えて。 右から増永さん、永田さん

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