第90回記念選抜高等学校野球大会に29回の挑戦をする東邦高校に対する「選抜旗授与式」が2月21日、東邦高校体育館で開かれました。
　授与式は6限目の午後2時5分から開かれ、1、2年生約1100人が参加。主催の毎日新聞社の小泉敬太中部代表から佐々木泰裕校長に選抜旗が授与され、佐々木校長から硬式野球部の稲留克哉主将に手渡されました。
　小泉代表は「選抜大会は冬季オリンピックと同じ1924（大正13）に名古屋で第1回大会が開かれました。90回目の今年は、ピョンチャン五輪も盛り上がっていますが、東邦高校も全国トップクラスの打線の破壊力で、オリンピック選手たちに負けない感動を呼び起こしてください」と選手たちを激励しました。
　愛知県高野連の小島伸之会長（千種高校校長）も「東邦高校の応援は今や甲子園の風物詩。力強い、躍動感あふれる応援で高校野球ファンを魅了し、選手の皆さんの力を引き出すことを期待しています。私は隣の千種高校に勤務しており、地域の一員としても皆さんを声援しています」とエールを送りました。
　佐々木校長は「90回という記念すべき大会に、地元の皆さんの熱い応援を得て出場できることに心から感謝します」と謝辞。森田泰弘監督も「東邦高校は甲子園の選抜で51勝していますが、最多56勝を達成することをモチベーションに皆さんの力強い応援を得て優勝めざして頑張ってきます」とあいさつ。稲留主将も力強く全国優勝に向けた決意表明を行いました。