1923（大正12）年に開学した東邦商業学校をルーツに94年の歴史を刻んできた東邦学園。間もなく迎える100周年を前に、学園の歩みを振り返るウェブ連載企画『語り継ぐ東邦学園史』が新設された法人ウェブサイトでスターとしました。

東邦学園の歴史はすでに30年、40年、50年、70年、75年、80年、90年の周年ごとに冊子としてまとめられるなど様々な形で紹介されてきました。

旧制商業学校の入学年齢の大半は12歳。1期生の方でも存命なら106歳になる計算です。東邦商業の草創期を体験された卒業生の大半がすでに他界されている状況ですが、『語り継ぐ東邦学園史』では、できるだけ多くの関係者の皆様のお話をもとに、学園史の谷間に埋もれていた出来事やドラマを発掘していこうと思っています。

連載は第1回「東邦商業学校の誕生」、第2回「夢を応援する教師」、第3回「105歳2回生も医師」と3回分をまとめてスタートさせました。連載を通じて、第1回、第2回卒業生の中からはそれぞれ医師の道を歩んだ方もおり、105歳の第2回卒業生で、岡崎市民病院小児科部長も勤められた斉藤正さんから、1924（大正13）年の入学当時のお話をお聞きすることもできました。

連載を進めていくうちに、これまで語られてこなかった新たな学園史のドラマが紹介できるのではないかという予感がしています。ぜひご期待ください。また、東邦学園史に残しておきたい写真や資料をお持ちの方、エピソードをご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ法人広報課まで電話：052-782-1965またはEメール：koho@aichi-toho.ac.jp　でお知らせください。よろしくお願いします。

写真は第3回「105歳2回生も医師」でご長男夫妻とともにお話をお聞きした斉藤正さんです。

なお、記事を読む場合は「語り継ぐ東邦学園史」をご覧ください。