「なごや平和の日」制定と「戦後80年」を記念して東邦高校美術科生徒有志が制作していた「平和の屏風」が2月19日に完成しました。20日から創作棟のギャラリーで公開されています。
完成した「 平和の屏風」は「戦後八十年 平和祈願図屏風 過去 現在 未来」と命名されました。「平和を切に希求し、その築き手である私たちが描く『過去・現在・未来』」をテーマに、美術科の希望者26人が3つのチームに分かれ、アイデアを出し合い、意見をぶつけながら8か月かけて描いてきました。名古屋の過去、現在、未来の3つの時代を、見開き2面ずつ6面を使って描いています。蝶番でつながった2面(2扇)を1隻と数えるので、これは「三隻屏風」で、総幅5400mm、高さ1800mmの大作です。制作の様子はCBCテレビが取材していました。
指導した美術科の加藤広士教諭は「ようやく完成しました。生徒たちは、テストや夏休み、冬休みなどもある限られた時間の中で、何度も描き直したりして粘り強く描いてくれました」と笑顔を見せていました。
屏風はしばらくの間、創作棟1階のギャラリーで展示されています。学外の道路から鑑賞することができ、さっそく通りがかった親子連れが「お城だ、鳥さんもいるね」などと見入っていました。
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2025.02.20