3月末に退職する経営学部の中山孝男教授と教育学部の柿原聖治教授の退職者セレモニーが、3月25日、LCホールで開かれました。
経済理論、経済学説史が専門の中山教授は、東邦学園短期大学、東邦学園大学、愛知東邦大学で37年間ずっと教職に就いてこられました。また柿原教授は、実験教材作りを通して理科教育や数学教育を研究してこられました。 会場では鵜飼裕之学長ら教職員が拍手で2人を迎えました。榊直樹理事長が「昭和が終わりベルリンの壁が崩壊した時代から、社会が大きく変わった時期に教職を務められた中山教授は、ずっと変わりゆく時代と共に学園の発展に尽力をいただきました。また柿原教授は理科離れが進む中、分かりやすい授業を考案していただきました」とそれぞれの業績をたたえ、送別の言葉を贈りました。
花束贈呈の後、中山教授が「ずっと東邦学園にお世話になってきました。学園が短大から3学部の大学へと大きくなってきた、ちょうど同じ時代にいられたことに感謝しております。37年間やってこられたのは、適当に手を抜いたからだと思います」とユーモアたっぷりの挨拶を返しました。続いて柿原教授が「分かりやすい授業のため理科実験をやって来ましたが、そんな幅広いことをやらせてくれる大学で自由にやらせてもらって感謝しかありません」とお礼の言葉を述べました。
今後、中山教授は旅行をしたり長い本を読んだりしたいと話し、柿原教授は今後も本学で非常勤講師を務められます。
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2025.03.25