東京で開かれた東邦会関東支部総会で、東邦商業学校14回生(1941年卒)の清家豊雄さん(94)から、剣道部が黄金時代と言われた在学中のお話を聞かせていただくことができました。
法政大学専門部に進学し、特攻隊に志願した清家さんは、就職していた富士写真フィルムで、日本軍がシンガポールで接収したアメリカ映画『風と共に去りぬ』を見る機会がありました。当時の日本ではとても見ることができなかった鮮やかなカラー映像技術に圧倒された清家さんは、一瞬、「日本は負けるな」と思ったそうです。
連載「語り継ぐ東邦学園史」第43回コラム「剣道部OBの特攻体験と平和」をご覧ください。