第73回愛知県高校野球選手権大会の決勝戦と3位決定戦が10月3日、刈谷球場で行われ、東邦高校は決勝で中京大中京高校に1―7で敗れ優勝を逃しました。しかし、決勝進出時点で、10月24日から三重県で開催される東海大会への2年ぶり38回目の出場を決めていました。東海大会での成績は来春の甲子園センバツ大会出場校決定の重要参考データとされ、愛知県からは東邦と県大会優勝の中京大中京、3位となった至学館が出場します。

　決勝戦で東邦は2回表、2塁打の鈴木唯斗（2年）が3塁まで進み、内野ゴロで1点を先制。しかしその裏、先発の知崎滉平（2年）が中京大中京打線につかまり、6長短打で1－7と逆転されました。

　遊撃守備から救援マウンドに上がった三浦心空（1年）はその後の中京大中京打線を抑え込み追加点を許しませんでした。しかし、東邦打線は中京大中京の先発・畔柳亨丞（2年）に2安打抑えられ反撃を封じられました。

　愛知、岐阜、三重、静岡の4県から各上位3校が出場する東海大会の組み合わせは13日に決まります。

　令和最初となるはずだった今春のセンバツは新型コロナウイルス感染拡大の影響で直前に中止となりました。来春開催されれば令和最初の大会となるセンバツ。

　甲子園への夢がつながる東海大会での東邦高校の活躍に期待しましょう。