東邦学園を応援する支援組織「フレンズ・TOHO」の2023年度定期総会・記念講演会が6月23日、名古屋東急ホテルで開催され、70人を超す会員が参加しました。
　総会に先立つ記念講演会では、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、ウェルビーイングリサーチセンター長の前野隆司さんが、「幸せのメカニズム～社員と社会を幸せにする経営とは～」のテーマで講演しました。
　総会では神野重行会長（三重産業株式会社代表取締役）が「今年で創立100年を迎える東邦学園へより一層のご支援を」と冒頭にあいさつ。2022年度事業報告、決算報告、2023年度事業計画、予算などが満場一致で承認された後、榊直樹理事長が創立100年を迎える学園の近況を報告。学生の個性を尊重した教育による退学率減少、スポーツ等を通じた名東区をはじめとした地域との結びつき、コミュニケーション力を重視した新たな学科の創設構想を紹介し、会員へ更なる力添えを呼びかけました。
　懇親会では加藤明彦副会長（エイベックス株式会社代表取締役会長）の発声で乾杯し、4月にBS12、サンテレビで放送された100周年を迎えた東邦学園紹介番組「賢者の選択」が大型スクリーンで上映されるなか、参加者同士が懇親を深めました。
　また2024年元旦に、米国カリフォルニア州で開催される世界最大のパレード「ローズパレード」に出場するTOHO MARCHING BANDのメンバーが出場経費の寄付金協力を訴え、多くの会員の賛同を得ていました。最後に東邦高校の藤本紀子校長が、高校美術科30周年を機に建設された創作棟での生徒の様子や、デジタル機器を活用した授業風景の激変を紹介しつつ、閉会挨拶をしました。