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2023.06.23

東邦学園100年史が単行本に 6月26日発売

 「私たちは学び育った。百年を超えて、未来を拓く舞台のために」――。100周年を迎えた東邦学園の歴史が単行本『旧制商業学校からの百年 語り継ぐ東邦学園史』として出版され、6月26日から書店などで販売されます。
 東邦学園記念誌編纂委員会編、風媒社(名古屋市中区)発行で420ページ。学園ホームページに連載された「語り継ぐ東邦学園史」に加筆、再編集したもので、卒業生や関係者へのインタビュー取材をベースにしています。
 東邦学園は1923(大正12)年に旧制東邦商業学校として開校。名古屋市東区赤萩町の赤萩校舎を学び舎とし、戦後は東邦高校として再出発し、1971年4月に名東区平和が丘の現在地に移転しました。1965年には東邦学園短期大学を開学。短大43年の歴史は2001年開学の愛知東邦大学に引き継がれました。東邦商業の1期入学者は98人でしたが、100年後の2023年3月までに6万6000人を超える学園卒業生を送り出しました。
 本書は「東邦商業時代」、戦後の「赤萩からの再出発」、「平和が丘からの飛躍」を高校編、短大と大学は「東邦学園短大の43年」「愛知東邦大学の挑戦」としてまとめられています。
 「東邦商業時代」では戦前3回の甲子園優勝に輝いた野球部の創部当時、黄金時代を、中等学校発行の新聞としては唯一とも言われた「東邦商業新聞」を通して追いました。「予科練志願の夏」「吹奏楽日本一から軍楽隊へ」「哀しみの青春」「インパール行軍からの帰還」では、戦争に翻弄された当時生徒だった卒業生たちの生々しい証言が続きます。
 本書はインタビューや刊行物、資料に残された言葉も集め、読み解きながら、「社会的記憶として残せる100年史になれば」との思いを込め、7年がかりでまとめられました。定価2200円(税込)。大手を中心とした書店のほか、AmazonやRakutenブックスなどネット販売でも購入できます。

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学校法人 東邦学園

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