第3回東邦学園杯学童野球大会(東邦学園主催)の決勝戦と閉会式が12月16日、豊田市のトヨタスポーツセンターソフトボール場で行われました。大会には愛知県内32チーム、小学生選手約600人が参加し、8月27日に開幕、熱戦が繰り広げられました。決勝戦では万場ジャパンが4-3で名古屋ドジャースを制し、初優勝に輝きました。
万場ジャパンは名古屋市中川区の万場小学校他近郊小学校学区のチーム。決勝戦では万場ジャパンが3回裏、2死3塁で5番馬上武大(長須賀小6年)選手が左中間に2ランホームランを決めて逆転。残る3イニングを投手陣が無失点に抑え逃げ切りました。馬上選手は大会最優秀選手(MVP)に輝きました。
決勝戦はYouTubeで中継され、東邦高校OBで元中日ドラゴンズの湊川誠隆さん、朝倉健太さんが解説。2人は表彰式プレゼンテーターも務め、最優秀選手の馬上選手と優秀選手に選ばれた名古屋ドジャースの中島選手にそれぞれトロフィーを贈り祝福しました。
閉会式で榊直樹理事長は、「息詰まる展開の決勝戦となりました。素晴らしい試合を見せてくれたことに感謝します。素晴らし環境のグラウンドを提供していただいたトヨタ自動車様、運営にあたっていただいたベースボールワンの皆さん、審判の方々に心から感謝申し上げます。ドジャース入団した大谷選手が世界的ニュースになっていますが、皆さんも本日までの活躍を励みにし、野球の楽しさ、みんなでプレーすることは楽しいという気持ちを大切にして、大谷選手のように夢に向かって進んでください。野球を通じて、いろんなことを学んで成長していってください」とあいさしました。
このあと、万場ジャパン、名古屋ドジャースの選手たちは大会運営にあたった愛知東邦大学硬式野球部部員たちの指導による野球教室に参加。ウオーミングアップ、キャッチボール、ポジュション別ノックなどの指導を受けました。マネージャーの樋口優歩さん(人間健康学部1年)は「1回戦からずっと見てきて、小学生たちの野球のレベルが高いのに驚きました。硬式野球部員たちも初々しい気分で運営にあたり、1年を締めくくる活動になりました」と話していました。
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2023.12.18