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2023.12.10

東邦学園創立100周年記念式典を挙行

 東邦学園の創立100周年記念式典が12月9日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、来賓、学園関係者ら500人が100周年を祝いました。
 午後2時から始まった式典では主催者を代表して榊直樹理事長が式辞。「学園が最も大切にしている『真に信頼し事を任せうる人格の育成』の建学の精神と校訓はこれからも揺るぎない価値だと認識し、新たな100年へと歩む決意とします。学園は多くの方々に支えられてきました。学びの場の主役として歴史を重ね、真面目でさわやか、はつらつとした校風を培ってくれた生徒と学生の皆さんに心からお礼申し上げます」と述べました。
 来賓を代表して盛山正仁文部科学大臣の祝辞が代読されたのに続き、大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長が登壇。河村市長は「東邦商業学校は戦時中、勤労動員中の生徒ら20人が空襲の犠牲になりましたが、東邦高校生徒たちの訴えで、名古屋市は『平和の日』を制定することになりました。建学の精神が動かした行動だと思います。高校生が社会を動かしたちょっとない例です」と生徒たちの行動を称えました。日本私立学校中学高等学校連合会の吉田晋会長の祝辞も代読で紹介されました。
 続いて愛知東邦大学の鵜飼裕之学長、東邦高校の藤本紀子校長があいさつ。鵜飼学長は「愛知東邦大学は、変革の時代において、学園創立の精神を受け継ぐという確固たる矜持をもって次の100年をめざして進化して参ります」と語りました。藤本校長は「河村市長様からご紹介いただいた『平和の日』制定のきっかけとなった生徒会活動は、自治と真面目を伝統とした本校の『目指す生徒像』そのものだと思います」と述べました。
 この後、第7代理事長(2003年4月~2008年3月)を務めた伊藤時雄氏に感謝状、愛知東邦大学初代学長の丸山惠也氏に名誉学長の称号が授与されました。(丸山氏は体調不良で欠席)
 式典では特別ミニステージとして、東邦高校生、愛知東邦大学生たちから募った「未来への手紙」928通をもとにした「TOHO未来レター」が上演されました。テノール歌手・俳優の大田翔さん、ソプラノ歌手の奥村育子さんが、ナビゲート役のフリーアナウンサー平野裕加里さんとともに映像、朗読、音楽を通して、東邦学園100年の歩みを紹介しました。
 休憩を挟んでの祝宴は、東邦学園の支援組織「フレンズ・TOHO」の神野重行会長(三重産業株式会社代表取締役)の発声で乾杯。東邦高校の海外提携校4校、愛知東邦大学の提携6校からのメッセージ映像が紹介されました。米国で元旦に開催される「ローズパレード」参加のため渡米する「TOHO MARCHING BAND」も迫力ある演奏で祝宴を盛り上げました。
 司会進行は東邦高校50回生(1999年卒)の池田暁生さんとフリーアナウンサーの平野裕加里さんが務めました。

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