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2023.12.20

下出民義、義雄らを紹介した『ものづくり中部の革新者』が発刊されました

 東邦学園創設者の下出民義、初代理事長の下出民義、学園監事も務めた榊米一郎(榊直樹理事長の父)らが紹介された単行本『ものづくり中部の革新者』が12月20付で風媒社から発刊されました。中部地方の発展に尽くした産業人、技術者、教育者たち113人の横顔を紹介しており、3人以外にも創立100周年を迎えた東邦学園と関わりある産業人のプロフィールを知るうえでも興味深い新書です。
 同書は中部地方に存在する「産業遺産」の調査研究、保存を目的とする「中部産業遺産研究会」の編著。113人を第1章として革新実業家56人、第2章で技術の革新者38人、第3章として産業基盤の革新者19人の横顔が紹介されています。
 下出民義は第1章に「真面目が肝要」のタイトルで登場。福沢桃介「木曽川の激流を止めた男」、松永安左エ門「電力の鬼と言われた経営手腕」、豊田喜一郎「準備はできたトヨタは邁進します」らとともに紹介されています。下出義雄は第3章に、「裸の心を持つ人」として、長女で東邦学園短大の第5代学長榊文子の夫で豊橋技術科学大学初代学長の榊米一郎「大きいことはいいことだ 超高圧電顕」らとともに登場しています。下出義雄は「実業界と教育界に新しい風を吹き込む」として、実業界出発の原点が「下出書店」での出版事業だったこと、東邦商業学校、大同工業学校などの教育界と関わりが書かれています。
 中部産業遺産研究会の黒田光太郎会長は序文で「時代や環境の変化するなかで、新しい事業に果敢に挑戦し、産業の革新をはかってきた先見性や努力を見落とすことはできない」と指摘しています。A5判356ページ。定価3000円(税別)
 風媒社からは東邦学園100周年事業の一環として、『旧制商業学校からの百年 語り継ぐ東邦学園史』も刊行されています。ともにネット通販で購入できます。

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