2024年元旦に米国カリフォルニア州パサディナ市で繰り広げられるローズパレードに参加する東邦学園公式バンド「TOHO MARCHING BAND」（TMB）の「チャリティーコンサート＆壮行会」が12月22日午後７時半から名東スポーツセンターで行われました。
　「チャリティーコンサート」は本番へのリハーサルを兼ね行われました。TMBはパサディナでの2時間に及ぶパレードで演奏する演目や、現地のケネディハイスクールでの演奏曲などを披露。会場には家族や学園関係者のほか、在名古屋米国領事館のマシュー・センザー首席領事も参加して、渡米を前にしたTMBの演奏、演技を見守りました。
　熱のこもった演奏を2階観客席から見守ったマシュー首席領事は、演奏が終わると1階アリーナに移動。「皆さんが米国で最も有名なパレードであるローズパレードに参加されることをとても嬉しく思います。きょうのリハーサルも本当に素晴らしかった。一人ひとりがたくさんの練習を積み重ねてきたことがよく分かりました。現地でのパレードでは私が今晩感じたように、多くの人々に感動をもたらすでしょう。皆さんのローズパレードでの健闘を期待しています。頑張ってきてください」と日本語で激励の言葉を述べました。
　TMBの白谷峰人音楽監督は「まだまだ、未完成。23日に国内最後の練習をしますが、向こうに行ってもエンジェルスタジアムでも練習しますし、いい本番を迎えられるよう最後の最後まで精度を上げていきます」と語っていました。
　TMB後援会長の大堀道之さん（東邦高校1961年卒）は「大勢のご父兄や関係者の皆様にご来場いただき、盛大な壮行会ができたことを嬉しく思います。今回、特に嬉しいのは100人バンドで参加するメンバーに40人を超すOG、OBが参加してくれたことです。ご父兄も何人か行かれます。10日間のお休みをいただくことはＴＭＢに対する深い理解があってのことだと思います。応援いただいた学園や関係者の皆さんに感謝の思いでいっぱいです。ぜひ、そうした期待に応えて、アメリカを代表するそうそうたるバンドも参加する現地では、多くのことを学び、東邦の素晴らしさをアピールしてきてほしい」とエールを送っていました。