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2024.07.29

東邦が中京大中京に敗れ夏の甲子園出場逃す

 第106回全国高校野球選手権愛知大会決勝戦が7月28日、岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われ、東邦高校は中京大中京高校に3-7で敗れました。東邦高校の8年ぶり18回目の夏の甲子園出場はなりませんでした。
◇決勝戦
 東   邦 110 000 010=3
 中京大中京 200 011 03x=7
 東邦は初回、4番朝倉のレフト前タイムリーで先制しましたが、中京大中京はその裏に2点を奪い逆転。東邦も2回表に手島の2塁打を足掛かりに1点を加えて追いつきました。しかし中京大中京は5回、6回に1点ずつを加え7回を終えて2-4。東邦は8回表、相手投手の暴投などで1点を返し3-4と1点差に迫りましたが、その裏、中京大中京に3点を奪われ突き放されました。
 試合終了後、山田祐輔監督は「選手たちは勇気を持って、最後まで戦い抜いた。中京大中京打線が一枚上手で本当に強った」と語りました。
 ともに昨年、創立100周年を迎えた東邦と中京大中京。野球を通しても熱い戦いが繰り広げられてきました。夏の甲子園を賭けた愛知大会決勝での両校対決は2002年以来22年ぶり10回目。対戦成績は中京大中京の6勝4敗となりました。
 伝統校同士の対戦とあって、球場は約1万2000人の観客で埋まりました。1塁側の東邦応援席も榊直樹理事長、藤本紀子校長を始め、生徒や家族、卒業生たちが詰めかけ、マーチングバンド部56人、バトントワリング部36人とともに懸命な応援を続けました。愛知大会が始まってからはほぼ毎日4時間の練習を重ね、決勝戦まで全6試合で応援を続けたマーチングバンド部の白谷峰人監督は「8回に1点差まで追いついた時には、逆転への期待が高まり、応援も最高潮となったのですが」と残念そうでした、
 NHKのテレビ中継で解説を務めた、東邦高校硬式野球部OBの大矢正成さん(1978卒)は、「中京大中京は中京商業学校時代から、全国でもトップクラスのチームだった。東邦も東邦商業学校時代から、中京に追いつけ、追い越せという思いで、ここまでやってきた。ある意味、東邦高校が強くなったのは中京大中京のおかげだと思っている。101周年を迎えた両校がこうして決勝戦の場で素晴らしいゲームを展開してくれた。OBとしてきょうは本当に感動しました」と両校の健闘を称えました。

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