名東区が1975年2月1日に、千種区から分離して区制施行50周年を迎えたことを祝って、記念式典が2月1日、名東文化小劇場で挙行されました。広沢一郎名古屋市長をはじめ地域の代表ら約300人が出席しました。
式典は午後1時から行われ、冒頭に東邦学園が区に寄贈した区制50周年記念オリジナルファンファーレ「輝く未来へのファンファーレ」がTOHO MARCHING BAND(TMB)の白谷峰人音楽監督の指揮で演奏され、幕が開きました。
名東の歌「わがまち名東」を斉唱、区制50周年記念事業実行委員長の林年夫氏のあいさつ、市と区の発展に功績があった団体、個人への感謝状贈呈がされました。事業協力・個人として榊直樹理事長、同じく功労団体として学校法人東邦学園ならびにTMBにも区長感謝状が贈られました。
第2部ではTMBがミニコンサートとして、1975年から10年ごとの時代を代表する曲を演奏しました。アンコール演奏もあり、区のマスコット「めいとう勝家くん」も登場するなど盛り上がったステージとなりました。
締めくくりに、区内在住のノーベル物理学賞受賞者・天野浩名古屋大学教授が「名古屋への感謝と未来に向けて」と題して記念講演を行いました。
式典に参加した榊理事長は「学園は1世紀の歴史のうち、3分の2を名東区平和が丘でお世話になっています。ずっと支えていただいた名東区の応援にはありがたい気持ちでいっぱいです。TMBが皆さんに愛されている姿を見て喜ばしく思います。これからも皆さんのさまざまなご期待に応えていけるように努めます」と感慨深そうでした。