第2次世界大戦末期の1944(昭和19)年3月、日本軍がイギリス軍の拠点があったインド北東部のインパール攻略を目指して開始されたインパール作戦。日本軍が相手戦力や前線への軍需品、食糧などの供給を軽視したことで、兵士たちはインパールにたどり着けず7月に作戦を中止、死者3万人、傷病者が4万人を超すという大敗北を喫しました。
敗走を続けた兵士たちの中に、たまたま母校の記事が掲載された新聞を見つけ、その記事に励まされながら極限状況を切り抜け、ついに祖国への生還を果たした東邦商業卒業生がいました。記事は商業学校廃止の流れが加速する中、母校の名前も消ようとしているという内容でした。
東邦高校の元校長である久野秀正さんが、その卒業生から体験談を聞いていました。
「語り継ぐ東邦学園史」の第29回「インパール行軍からの帰還」をご覧ください。
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2018.03.28