東邦高校音楽部は全日本吹奏楽コンクールに、戦前の第1回から戦後の第12回まで12年連続出場を続けました。戦争による中断を経て、戦後のコンクール再開は1956年の第4回から。東邦高校が戦前2回の全国優勝を飾って以来、3回目の優勝に輝いたのは1963年11月に岐阜市で開催された第11回コンクールでした。
第2次黄金時代をめざした顧問の稲垣信哉教諭は「夢にまで見続けてきたあの優勝旗を手にしたその時は、嘘のように思われ、目頭が熱くなるのを感じた」」と生徒会誌『東邦』に書き残していました。
「語り継ぐ東邦学園史」の第49回「東邦スクールバンド黄金時代」をご覧ください。