平成のセンバツ 最後の栄冠も東邦に輝く

2019年4月4日

 

 「平成最後の甲子園大会」となるセンバツで東邦高校がついに頂点に立ちました。第91回選抜高校野球大会決勝戦が4月3日に行われ、東邦高校は千葉の習志野高校に6対0で勝利し、平成元年に続いて、平成最後の優勝にも輝きました。東邦はさらにセンバツでは単独最多5回目優勝という偉業も達成。決勝戦勝利でセンバツ通算56勝となり、大会勝利数でも単独最多を記録しました。

 東邦は1回、1死1塁で石川昂弥(3年)がセンター右に2ラン、さらに吉納翼(2年)の3塁打で3点を先制。5回には石川の右中間への2ランで5-0とし、8回も先頭の石川の2塁打、長屋陸渡(3年)のライト犠牲フライで6点目を加えました。

 石川は投げてもていねいな制球で、習志野打線を打ち取り、97球で完封。バックも堅い守備で石川を盛り立て、決勝戦に完勝しました。

 3塁側アルプススタンドはこの日も高校から乗り込んだ藤本紀子校長や生徒たち、OBらの東邦応援団でぎっしり埋まりました。名古屋市の河村たかし市長らも榊直樹理事長と並んで応援。優勝決定の瞬間を待ち続ける応援席では、9回表、習志野の攻撃が2アウトになると、決定的瞬間を収めようと、スマホが次々に掲げられました。習志野の最後の打者が打ち取られた瞬間、応援席は歓喜の叫びに包まれました。

  東邦ナインは閉会式で、紫紺の大優勝旗を手にした石川を先頭に場内を一周。ナインが3塁側に近づくとスタンドからの拍手が一段と高まりました。

 東邦応援席では大阪桐蔭高校吹奏楽部が5日間にわたって応援演奏。準決勝からの2試合はアメリカ遠征から帰国した東邦高校マーチングバンド部との共演応援となりました。大会を終えた両校は解散式を行い、互いに拍手を送りながら健闘を称え合いました。

 東邦高校では甲子園の決勝戦に足を運べなかった生徒やファンたちのためにパブリックビューイングが開かれ、生徒らがスクリーン画面に向かって応援を続けました。