センバツV5の野球部が母校に凱旋

2019年4月5日

 第91回選抜高校野球大会で、「平成最後」となる5回目優勝を果たした東邦高校硬式野球部が4月4日、平和が丘の母校に凱旋し、出迎えた教職員や生徒らに全国制覇を報告しました。
 正午すぎ、バスから降り立った制服姿の部員たちは、花道をつくって待ち受けた生徒や教職員ら約300人の大きな拍手に迎えられて久しぶりの母校に。部員たちは、紫紺の優勝旗を手にした石川昂弥主将を先頭に、中庭に設けられた報告会場に現れました。
 小嶋裕人野球部長が優勝報告。「3月19日、皆さんに盛大に壮行会をやっていただき、その夜甲子園に向け出発しました。元年に続き、最後も優勝で締めくくろうと強い気持ちで戦ってきました。戦う前はセンバツ通算51勝でしたが、5つ勝って56勝という新記録を達成するこができました」と頂点に立つまでの経過を振り返りました。
 榊直樹理事長は「平成31年4月という、平成最後の月に、平成最後の優勝を見事なしとげてくれた硬式野球部の皆さんに感謝しおめでとうと言いたい。皆さんは高い目標を掲げついに成し遂げました。有言実行でした。よくぞ戦い抜きました」と選手たちを祝福。
 

 榊理事長はさらに、「決勝戦は石川君の好投もありましたが、守備もすごかった。皆さんは栄冠を目指して戦ってくれましたが、胸を借りた、あるいは戦わせてくれたチームがいます。勝ってもおごらず相手チームに敬意を表する、そういうチームでいたら、いよいよこの夏も連覇できるのではと思います。感謝の気持ちを忘れず敬意を持って、明日からまた戦ってください」と述べました。
 

 石川主将は「皆さん応援の力のおかげで優勝できました。明日からは切り替えて、春夏連覇を目標に頑張りたい」。森田泰弘監督も「この優勝におごらず、令和元年の優勝に向け明日から練習に取り組みます」と力強く語りました。
 4月に校長に就任したばかりの藤本紀子校長は「校長を拝命し、初仕事が甲子園チームの応援となり、大変幸せな気持ちでおります。平成元年に東邦が優勝した時の試合もスタンドで見ていましたが、その時よりもうんと安心して見ていられた気がします」とあいさつ。
 さらに、「全国4000チームの頂点に立つということは並大抵のことではありません。それを有言実行で成し遂げたということは、本当に奇跡に近いことではないかと思います。野球部の皆さん一人ひとりが、とても礼儀正しくさわやかであることも心から嬉しく思っています」と選手たちの健闘を称えました。
 藤本校長は東邦高校が応援でも優秀賞に輝いたことに触れ、「ここにはいませんが決勝戦まで応援し続けてくださった大阪桐蔭高校ブラスバンド部の皆さんには言葉では言い表せないほどの感謝でいっぱいです」と述べました。
 報告会はマーチング部の伴奏で、甲子園球場に5回流れた校歌合唱で締めくくられました。報告会後、石川主将は、報道陣の要請で、平成元年優勝旗と平成最後の優勝旗を両手に撮影に応じました。