甲子園での春夏連覇をめざしていた東邦高校が、夏の愛知大会6日目の7月13日、星城高校に3-10で8回コールド負けし、まさかの2回戦敗退を喫しました。
星城が6点をリードして迎えた8回裏1死満塁。星城の6番打者、宇山脩人の打球が3塁前に転がり、投手から3塁守備についていた石川昂弥が1塁に投げている間に3塁走者が生還。7点差となりコールドゲームが成立し試合終了。その瞬間、春日井市民球場は「え、終わったの?」と騒然となりました。
東邦高校硬式野球部後援会事務局長の加藤博幸さんは午前9時の試合開始に間に合うよう、自宅のある東海市からから朝6時42分発の電車に乗って球場入り。いつものように、試合前のノック風景から東邦ナインの動きをカメラで追い、シャッターを押し続けました。
「平成最後」の優勝に続いて、「令和最初」の優勝への期待を膨らませていただけに、まさかのコールド負けは大ショックでした。試合後、加藤さんのツイッターでのつぶやきです。
「選手も呆然だと思うがまさかまさかのコールド負け。先発石川が選抜以来あまり投げていないとはいえ3本のホームランを打たれた。星城先発の石黒を攻略出来そうで出来なかった。記憶にないくらい短い夏になってしまった。春のセンバツ優勝が夢だったかと思うくらいの心境。夏が終わった――」
あまりにも短い夏を終えた石川選手をいたわるように、加藤さんは石川選手のLINEに「人生はトータルだ」と書き込んだそうです。
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2019.07.16