2011年3月11日に発生した東日本大震災では、岩手、宮城、福島県を中心に多くの小中学生や高校生たちが学びの場を失いました。全国的に支援の輪が広がる中、東邦学園でも「被災地で塗炭の苦しみを味わい、進学の夢を断ち切られた中・高生が、その夢を実現できるよう支援したい」(理事会記録)との方針を決め、愛知東邦大学と東邦邦高校で特別入学枠の設置が決まりました。
この特別枠で2012年4月、東邦高校商業科に入学したのが宮城県気仙沼市出身の小山憲志郎さんでした。小山さんは専修大学商学部に進学し、4年生で難関の公認会計士試験(論文)に合格しました。
「語り継ぐ東邦学園史」の第88回「東邦高校で学んだ被災生徒」をご覧ください。