第2回東邦学園杯学童野球大会開会式が６月12日、32チームが参加して東邦高校東郷グラウンドで行われました。
　大会は東邦学園が少年野球の育成と地域貢献活動の一環として2021年から開始。大会実行委員長を森田泰弘・東邦学園硬式野球部総監督が務めています。
　午前８時20分から行われた開会式では、「TOHO MARCING BAND」(TMB)の「栄冠は君に輝く」の演奏に合わせ、家族や関係者たちが見守るなか、各チーム旗に先導された選手たちがグラウン内を入場行進しました。
　東邦学園の榊直樹理事長は「この会場は東邦高校にとっては、野球の聖地です。1971年、ここに東邦高校が新たな練習グラウンドを設けて野球の練習を重ねてきました。東邦高校は今から88年前の1934年の甲子園初優勝以来、全国優勝5回、準優勝3回という輝かしい歴史を刻んでいます。
　この地に来てからも1977年には夏の大会で準優勝しました。その時のキャプテンが大会実行委員長の森田泰弘・学園総監督です。森田総監督は、皆さんに野球の楽しさ、野球はこれからの人生で必ず皆さんのためになるだろうということでこうした活動に取り組んでいます。皆さんも感謝の気持ちを持つこと、野球は1人ではできない、みんなのおかげでできているんだということを忘れないでください」と開会あいさつを行いました。
　選手宣誓では、名古屋ウエスタンズ主将の松尾悠斗君（6年）が、「私たち選手一同は、日頃ご指導くださる指導者の方々や、支えてくれる家族、そしてこの大会を支えてくださる東邦学園の方々に感謝をし、最後までくらいつき、全力で戦うことを誓います」と宣誓しました。
　開会式に続いて12日は東邦高校東郷グラウンドで4試合、愛知東邦大学日進グラウンドで4試合の1回戦8試合が行われました。