第104回全国高校野球選手権愛知大会の準決勝が7月28日、岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われ、東邦高校は享栄高校を9―2(7回コールド)で制し、2016年以来6年ぶりとなる夏の甲子園出場に王手をかけました。決勝戦は30日午後2時から同球場で行われ、東邦高校は甲子園切符をかけ愛工大名電に挑みます。
東邦はエース三浦心空投手(3年)が2回、享栄先頭打者に2塁打を打たれ2点を先制されました。しかし、3回に1点を返すと、4回には押し出し四球で同点とし、8番三浦が初球スクイズで勝ち越しに成功。
東邦は打線のつながりで6-2とリードした7回裏、1死満塁で三浦がセンターオーバーの3塁打を放ち、走者一掃の3点。この時点で9―2のコールドゲームが成立しました。三浦は3回以降を無安打に抑える熱投でエースの貫禄を見せつけました。
12安打9得点での7回コールド勝利。難敵の享栄を圧倒した山田祐輔監督は、「出来過ぎです」と報道陣に声を弾ませました。
2回に2点を先制されたものの、3塁側東邦応援スタンドは「戦闘開始」から始まったマーチング応援が途切れなく続き大盛り上がり。7回裏、サヨナラでのコールドゲームが成立すると選手たちが両手を挙げて飛び出し喜びを爆発させました。応援席では一瞬の試合終了に「準決勝でもコールドがあるんだ」と嬉しい戸惑いの表情も見られました。
NEWS &
INFORMATION
2022.07.28