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2022.07.31

6年ぶり夏の甲子園出場へ東邦の健闘及ばず

 東邦高校の6年ぶり18回目の夏甲子園出場をかけた挑戦は及びませんでした。第104回全国高校野球選手権愛知大会決勝戦は7月30日、岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われ、愛工大名電が東邦を破り、2年連続で夏の甲子園出場を決めました。
 東邦は先発の宮國凌空(2年)が立ち上がりにつかまり初回に1点を許しましたが、3回裏に逆転し2―1。4回裏、東邦は無死2、3塁と愛工大名電を突き放す絶好のチャンスを迎えましたが、攻めきれませんでした。愛工大名電が5回表に逆転すると、東邦はその裏、走者2塁のチャンスで3番の加藤楓太(3年)選手がライトオーバーの2塁打で3対3の同点に追いつきました。
 同点のまま迎えた8回表、愛工大名電は2死から2点をもぎとり、9回にも2点を加え東邦を突き放しました。最後まで試合をあきらめない東邦は9回1死から三浦心空(3年)、代打石川瑛貴(2年)の連打が出て4-7と追い上げましたが及びませんでした。
 全国最多参加となった175チームの頂点を決める決勝戦とあって球場は内野席が試合開始前から満席となり、外野芝生席も両校生徒や卒業生、ファンでいっぱいに。熱中症対策への注意喚起が何度もアナウンスされる中での熱戦が続きました。
 両校が誇る愛工大名電吹奏楽部、東邦マーチングバンド部が次々に奏でる迫力ある応援メロディーもスタンドを魅了。3回裏東邦の攻撃では中村騎士(2年)が打席に入ると、誕生日ソングも飛び出し、両校応援席から拍手も上がる場面もありました。
 東邦高校の山田祐輔監督にとっては2020年の就任以来、初の甲子園出場決定まであと一歩まで迫った決勝戦でしたが及びませんでした。試合終了後、勝利監督インタビューが場内に流れると、東邦側応援席からはあちこちで「山田監督のインタビューを聞きたかったのに」と残念がる声が聞かれました。
 山田監督は「相手投手の気持ちに押されてしまった。秋に比べて、打線をつなげ、エースを助けるプレーができるようになった」(報道インタビュー)と振り返りました。


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