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2022.10.29

高校野球秋季東海大会 東邦が大垣日大に逆転勝ちで決勝へ

 第75回秋季東海地区高校野球大会は10月29日、静岡市の草薙球場で準決勝2試合が行われ、東邦高校は今春センバツ出場校の大垣日大高校(岐阜)を7―4で破り、決勝進出を決めました。東邦高校は30日の決勝戦で常葉大菊川高校(静岡)と対戦します。東海大会の結果は来春の選抜大会出場校を選考する際の資料となりますが、東海地区の一般選考枠は3校で、東邦にとっては2019年出場以来、4年ぶりとなる甲子園切符への可能性を膨らませる大きな勝利となりました。
 東邦は0―2で迎えた5回、2死走者なしから藤江、上田の連打で1、2塁とし、9番宮国が中前への適時打を放って1―2。続く2、3塁の好機で1番中村の遊撃への強烈なゴロが相手の悪送球を誘い、走者2人が生還して3-2と一気に逆転に成功しました。
 6回にも1点を追加、7回には岡本、藤江の連続適時打でさらに3点を追加して試合の流れを大きく引き寄せました。
 先発の宮国は5回まで毎回得点圏に走者を背負うも粘投。9回に2点の追い上げを許しましたが、2番手で登板した岡本がピンチを切り抜けて大垣日大を振り切りました。
 就任4年目で甲子園切符の手応えをつかんだ山田祐輔監督は、試合終了後、スタンドに向かって思わず笑顔の万歳ポーズ。試合終了後の報道取材で、元東邦高校監督でもある大垣日大の阪口慶三監督との直接対決も含め、勝利の感想を求められた山田監督は、「阪口監督の教え子ではありませんが、歴史を創られた先生なので今の東邦の野球をしっかり見せて行きたいという思いはありました。選手がよくやってくれて、試合を重ねるごとに成長を感じます。今後も一試合一試合、出てきた課題をつぶしていきたいと思います」と応じました。
 東邦応援席では、マーチングバンド部がコンクール出場で来れなかったため大学生8人のOGたちが応援演奏。大勢の卒業生を中心とする東邦ファンたちが決勝進出を決めた選手たちに大きな拍手を送りました。監督としての甲子園初出場をたぐりよせた山田監督に対して、スタンドから「山田監督やったぞ」の声も上がりました。思わず両手をあげて応えた山田監督は「祝福してくださる方々の顔がはっきり見えましたので」と笑顔で振り返りました。

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