2024年1月1日に米国カリフォルニア州パサディナで開催される世界最大規模パレード「ローズパレード2024」に出場が決定した東邦学園公式バンドTOHO MARCHING BAND（TMB）への出場旗授与式が5月28日、千種スポーツセンターで開催されました。
　TMBのローズパレード参加は2016年に、卒業生も加わった120人近い規模での初参加に続いて2回目。今回も卒業生も含めて最低100人を超す規模で12月のクリスマス前に渡米、本場ディズニーリゾートでのクリスマスパレード、1月1日のパレード、バンドフェスタ、チャリティーコンサートへの参加を計画しています。現役メンバーたちの滞在は12日間になる予定です。
　午後3時半開演の授与式イベントは300人近いTMB家族や卒業生らの見守る中で行われました。合衆国国歌演奏に迎えられてパレード主管トーナメントローズのアレックス・アガジェニアン会長とポーラ夫人が入場。TMBによる歓迎演奏が行われた後、アレックス会長からTMBに出場旗が授与されました。日米グリーンバンド協会の内藤淳一名誉会長、東邦学園からは榊直樹理事長、愛知東邦大学の鵜飼裕之学長、東邦高校の藤本紀子校長も参列しました。
　アレックス会長は「ローズパレードには米国はもちろん世界各国の名だたるバンドが参加します。皆さんが、家族や支援された方々への感謝を忘れず、素晴らし演奏をしてくれることを期待しています。何よりもお伝えしたのパレードを楽しむということです。TMBはすでにローズパレードの家族の一員です。ここに出場旗を授与します。おめでとうございます」とTMBを祝福しました。
　このあとポーラ夫人がお祝いの歌を独唱し、会場から大きな拍手が送られました。
　東邦学園を代表しあいさつした榊理事長は「私は2016年1月1日のパレードにお招きいただき参加したことをよく覚えています。先ほどアレックス会長が紹介されたように、75万人の市民が参加し、約10キロ、2時間半に及ぶパレードですが、白谷峰人監督ら当時の参加者たちは、終わった時はもっと続けたかったと言っていたことを覚えています。音楽と笑顔で世界がつながっているパレードの素晴らしい時間と空間を今回も十分楽しんできてください」とTMBを激励しました。
　TMBではローズパレード2024出場に関わる寄付金の協力を呼びかけています。クラウドファンディングサイト「READYFOR」をご覧ください。