東邦学園、名東区、同区体育委協会、同区スポーツ推進委員連絡協議会、同区小中学校長会の五者が6月7日、名東区役所において、「名東区スポーツ・健康×まちづくり」に関する連携協定を締結しました。
東邦学園は名東区との包括協定を2015年に締結し、様々な関わりをしてきました。昨年度は愛知東邦大学が「初めてのスポーツ体験イベント」を区内3小学校学区で地域とともに実施。30mダッシュやモルック、スラックライン、ストラックアウトといった種目に加え、骨密度・脳年齢等、大人向けの計測も含めて各15種目ほどを実施し、合計約700人の小学生とその保護者が参加しました。運営には本学学生が携わり、実施した地域からも良い評価を頂きました。この取り組みは令和4年度スポーツ庁委託事業「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」にも採択されました。
今後は、こういった取り組みを継続しつつ、地域における、スポーツ・健康×まちづくりにおける様々な課題を含めて協議すべく、名東区に限らず、昨年度の取り組みに協力頂いた名東区体育協会・同区スポーツ推進委員連絡協議会、同区小中学校長会と東邦学園の五者の連携による協議会を設立することで意見が一致し、より踏み込んだ形での協定を締結する運びとなりました。
この協定は、スポーツを中心とした文化活動の創設並びに既存活動の活性化を図ることにより、名東区の住民のウェルビーイングをより向上させるために、産・官・学と地域住民の協働による自走・継続可能な組織を設立し、地域社会の発展に寄与することを目的とするものです。2025年度には協議会が発足することを目指しています。
新たに愛知東邦大学のサークルとして登録された「スポーツ・健康×まちづくり部」とともに、今年度は、昨年度のイベントを展開させたり、地域運動会を再生すべく上記サークルの学生も中身の企画から入って一緒に作ったり、名東区が推進するモルックの普及を支援したりと、各種イベントを実施します。同時に、協議会設立の準備委員会を立ち上げ、協議会の名称や展開する事業の内容、構成や運営基盤といった骨格を議論するとともに、現状把握や課題抽出のため、区民のスポーツ意識調査などを予定しています。
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2023.06.12