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2023.06.12

東邦会が100周年祝う「記念祭」を開催

 東邦会の「100周年記念祭」が6月10日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、東邦高校卒業生たちとマーチングバンド部員ら現役生徒たちも含め約700人が東邦学園の創立100周年を祝いました。
 記念祭は東邦会総会後、午後1時からスタート。大河哲男会長(1978年卒)が「我々東邦高校が100周年を迎えました。先ほどの総会で天国の東邦会の皆さん、恩師の皆さんに黙とうをささげ、きょうの開催を報告してきました」と開会あいさつを切り出しました。
 大河会長は「学園は大正時代、昭和時代、平成時代、令和時代と100年の歴史を刻んできました。この会を催した理由は三つ。一つは一人でも多くの卒業生の皆さんと100周年を祝いたかった。二つ目は母校の現状を知ってほしかった。卒業生は全国各地で活躍しています。それを誇りにもっていただきたかった。三つ目はこれからの100年を応援していくことです。実行委員会は2年前に立ちあがりました。大変なコロナ禍を乗り越えて開催にこぎつけました。手づくりの記念祭を楽しんでください」とあいさつしました。。
 榊直樹理事長、藤本紀子校長の祝辞に続き、学園硬式野球部の森田泰弘総監督(1978年卒)の発声で乾杯。ステージでは生徒会からの報告、空手道部の演武、映像参加のダンス部による校舎紹介、マーチングバンド部による校歌演奏などが続き祝宴を盛り上げました。この夏、全国舞台に挑むサッカー部、硬式野球部の現役主将によるあいさつ、各分野で活躍する卒業生たちと恩師との記念対談やビデオメッセージ紹介など盛りだくさんの企画も続々と用意されました。
 卒業生と恩師との対談コーナーでは立浪親方=元旭豊、東邦会関東支部長、本名は市川耐治さん(1987年卒)=と3年間担任だった元体育教員の保古久志先生の対談も用意されました。東邦高校出身では初の関取となった立浪親方は東邦高校が男女共学に踏み切る前年の1984年4月に入学した世代。「先生はどうして3年間も私の担任だったんですか」という立浪親方からの質問に保古先生は、「教室では大人しい生徒でしたが、外では元気すぎてお目付け役が必要だったから」と、〝暴露〟。「彼のいいところは、卒業し、関取になってからも、親方になってからも名古屋場所の時には必ず東邦高校にあいさつに訪れてくれたことです。今は豊昇龍、明生、天空海ら関取を有する親方になりました。ずっと応援しています」と感無量の様子でした。立浪親方は「これからも東邦高校卒業生として誇りを持って頑張っていきます」とあいさつをしました。
 後半大詰めに「映画、ドラマで時の人の登場です」とビデオメッセージ出演の俳優山田裕貴さん(2009年卒)が紹介されると、会場からは参加者たちの歓声とどよめきが上がりました。山田さんは「100周年おめでとうございます。俳優をやっています山田裕貴と申します。東邦高校で学んで、本当に恵まれていたなと感じました」とあいさつ。3年後輩の俳優赤楚衛二さん(2012年卒)にも「おなじ東邦出身として頑張ってほしいです」とエールを送り、「卒業生で活躍している人たちはたくさんいらっしゃいます。自分も東邦出身であることを誇りに、人間として成長できるように頑張ります」と結びました。

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