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2023.11.19

東邦・中京100周年記念の甲子園優勝旗一般公開に442人が来場 

 夏の深紅の優勝旗(中京)7本、春の紫紺の優勝旗(東邦)5本――。戦前から高校野球強豪として知られる中京大中京高校と東邦高校が春夏の甲子園大会で授与された優勝旗(レプリカ)の一般公開が11月18、19日の両日、名古屋市昭和区の中京大中京高校で行われ、2日間で442人の野球ファンが来場しました。
 優勝旗が展示されたのは玄関ホール。中京大中京高校は夏の甲子園大会で全国最多となる7度の優勝を果たしており、深紅の優勝旗が展示されました。戦前の中京商商業時代の1931(昭和6)年~1933(同8)年に達成した大会3連覇を記念した優勝旗も初めて一般初公開されました。
 春のセンバツで全国最多となる5度の優勝を誇る東邦高校からは、戦前の東邦商業時代に初出場初優勝を飾った1934(昭和9)年の第11回大会から平成最後の大会となった2019年の第91回大会までの紫紺の優勝旗5本が展示されました。
 18日は午前10時からの公開開始とともに来場者が次々に姿を見せました。「高校野球が大好き」という愛知県大口町の男性(30)は「高校野球は番狂わせも多く、最後まで何が起こるか分からないのが面白い」と、石川昂弥選手らの活躍で平成最後を飾った時の東邦の優勝旗に見入っていました。元東邦高校球児という男性(50)は、「中京と東邦の優勝旗を一緒に見る機会はないのでぜひ見たかった」と両校の優勝旗に見入っていました。
 父親が東邦高校野球部OBだという中京大中京高校2年の女子生徒は「仕事でこれないお父さんに見せてあげます」とスマホのシャッターを押していました。
 岐阜県の高校の元球児で、中京ファンだという岩倉市の男性(55)は、「素晴らしい企画に感謝です。高校野球が大好きです。広島で活躍している堂林翔太、磯村嘉孝らの活躍で中京が2009年夏に甲子園史上最多の春夏通算11度目の優勝(春4回・夏7回)時の優勝旗が特に見たかった」と話していました。
 18日の来場者は160人。19日は初日を大幅に上回る282人が来場。終了の午後3時間際に駆け込んだ東邦高校2年生の女子生徒は「高校野球が大好きなのでぜひ見たかった。都合があって駆け込みになりましたが間に合ってよかったです」と嬉しそうでした。
 来場者に2日間、ほぼ1時間おきに10回、優勝旗にまつわるエピソードなどを解説した中京大中京高校の渡邉眞佐信さんは、「予想を大幅に上回る来場者となり、反響の大きさに驚いています。春、夏ともに全国最多の優勝回数を誇る中京、東邦の優勝旗がそろって一般公開される機会は高校野球ファンにとってはよほどうれしい企画だったのでしょう。ご協力いただいた東邦高校さんに感謝です」と話していました。

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