愛知県サッカー協会（AIFA）は2月11日、2023年度表彰式（第12回AIFA アウォーズ2023）を開催し、愛知東邦大学女子サッカー部の大道奏選手（人間健康学部4年）、東邦高校サッカー部２年生の山端寧生選手らを優秀選手として表彰しました。
　愛知東邦大学は2023年度東海女子サッカーリーグで藤枝順心高校、常葉大橘高校に次いで3位でしたが、愛知県3チームでは中京大、名古屋経済大学を抑えてのトップで、大道選手はキャプテンとして活躍。「キャプテンとしてチームを牽引し、東海女子サッカーリーグ1部3位に大きく貢献しました」として表彰されました。
　山端選手は「決定力が武器のフォワードとして、東邦高校の第77回愛知県高校総体（インターハイ）優勝に大きく貢献し、全国高校総体では、神村学園を相手に2得点をあげ、その力を全国に示しました」として表彰されました。
　受賞後、大道選手は「苦しい1年でしたが、みんなのおかげで楽しく1年を乗り越えることができました。賞を取れた自分を褒めたいと思います」と喜びを語りました。山端選手も「選手権大会で負けて、（優秀選手に）選ばれることはないと思っていましたが、インターハイで神村相手に2点決めれたのが大きかったのだと思います」と嬉しそうでした。
　女子優秀選手表彰では、なでしこリーグ得点王となり年末にWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザに移籍した神谷千菜選手（愛知東邦大学2023年卒、朝日インテック・ラブリッジ名古屋）も表彰されました（神谷選手は欠席）。
　インターハイでベスト８進出の聖カピタニオ女子高校3年生でキャプテンの浦前遥楓選手も表彰されました。浦前選手は愛知東邦大学に入学予定で、姉の彩楓選手とともに女子サッカー部での活躍が期待されています。浦前選手は「愛知東邦大学は素晴らしいチームだと思っています。サッカーは高校で終わりにする予定でしたが、インターハイでベスト４を果たせなかった分、大学で悔しさを晴らしたいと思いました」と語り、大道選手、山端選手との記念撮影で笑顔を見せました。