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2025.07.31

甲子園で豊橋中央高を友情応援

 「どうしても東邦さんの応援を受けたいというのが野球部員たちの総意です」――高校野球愛知大会の決勝戦で死闘を演じた豊橋中央高校の応援団らが、731日に東邦高校を訪れ、甲子園でマーチングバンド部が友情応援することが決まりました。友情応援は昨春の京都外大西以来です。
 吹奏楽部やチアがいない豊橋中央は、甲子園出場が決まってから一旦は「応援は自分たちらしく太鼓と声だけでやろう」と決まりかけたそうです。ところが決勝戦での東邦の応援を見た選手や保護者からの「やってもらえるなら頼んでほしい」と強い要望が出て、30日に正式な応援依頼が届きました。試合後の萩本将光監督が「東邦のすばらしい応援に負けそうでした」との言葉も後押ししたようです。
 この日は豊橋中央高校硬式野球部の河野貴都副部長と控えの野球部員である応援団3人が来校。東邦マーチングバンド白谷峰人音楽監督とマーチングバンド部の三冨彩名部長(3年)ら3人が出席し、応援の打ち合わせを行いました。
 最初は緊張していた豊橋中央側でしたが、白谷さんが「うちの演奏に合わせてエースの高橋大喜地君が踊っているのに気が付きました。最初は正直イラっときましたが、敵の応援を自分の力に変えるのはすごいな、と思って感心していました。今度は豊橋中央の力になれるように演奏させてもらいます」と緊張をほぐすように話すと、あとは和気あいあいの雰囲気に。河野副部長が「何もかも初めてなのでわからないことだらけ」と遠慮がちに要望やいろいろな質問をしていました。アントニオ猪木さんの顔真似が得意だという高橋君が「猪木のテーマ」をやってほしいという依頼が出ると、白谷さんは「予想していました。全力でやらせてもらいます」と笑わせていました。
 打ち合わせ後に、マーチングバンド部と顔合わせがあり、応援団長を務める高橋大翔君(3年)らが「応援よろしくお願いします」と頭を下げていました。河野副部長は「生徒も保護者もスタッフも、東邦さんに応援していただけるのを楽しみにしています」と感謝していました。甲子園の抽選は83日にあり、日程が決まります。

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